新年明けましておめでとうございます

 皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 ご承知の通り、令和2年の初めから新型コロナウィルスが発生し、これまで経験したことのない流行となっています。しかし、歴史を振り返ると、過去にも感染症の大流行はあり、その度に人々の考え方や行動様式を変えるきっかけになってきました。14世紀に世界的に流行したペストがきっかけとなり、ルネッサンスを生み、資本主義経済に繋がったと言われます。コレラの場合は、公衆衛生の重要性から上下水道の整備が進みました。同様に、昨年はテレワーク(リモートワーク)や学校のオンライン授業が一気に拡がりました。
 コロナが終息したとしても、働き方や学び方などこれまでの社会とはがらりと変わることとなり、コロナ以前に戻ることはないと思われます。厚労省は疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」をモチーフに、啓発アイコンを作成し、感染拡大防止を呼びかけています。
 コロナだからできる、できないではなく、コロナでもできること、そしてどのようにしたらできるかを考え、実行していきたいと思っています。
 儒教五大経書のひとつの易経に記載されている「一陽来復」という言葉があります。冬が終わって春が来るように、悪いことが続いた後に幸運の兆しがあることを願いながら、兵庫県細胞検査士会としてできることを役員一同 total concentration(全集中)で臨みますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 今後とも会員の皆さまと共に歩んでいきたいと思っています。

                           令和3年(2021年)1月吉日
                        兵庫県細胞検査士会 会長 鳥居良貴