会長 新年の挨拶
新年明けましておめでとうございます
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
2025年12月に兵庫県担当で日本臨床細胞学会近畿連合会学術集会が開催され、多くの皆様に参加いただき有り難う御座いました。 皆様のお陰を持ちまして成功裏に完遂出来ました。
また、史上初めて四方を海に囲まれた人工島で開催された「大阪・関西万博」も開催された年でもありました。
2026年はFIFAワールドカップがカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で共同開催されます。
実は万国博覧会とサッカーボールが繋がっているのはご存知でしょうか。
サッカーボールは"黒い五角形のパネル12枚"と"白い六角形のパネル20枚"で構成されています。
化学の世界でも、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状のような閉殻空洞状の構造を持ったクラスターがあり、フラーレン(C60フラーレン)と呼ばれています(Fig. 1)。
これは遡ること58年前、1967年のモントリオール万国博覧会のアメリカ館のジオデシック・ドーム(Fig.2)とよく似た構造をしており、ジオデシック・ドームを作った建築家バックミンスター・フラーに由来して名付けられました。
2010年には、C60フラーレン発見25年を記念して、Googleホームページのロゴが特別バージョンになったこともあります(Fig.3)。
現在、ある種のフラーレン誘導体は臨床試験が進行中であり、遺伝子の導入にフラーレンが有効であることが判明しているそうです。
このように多様なつながりを持つことで、視野が広がりますから、兵庫県細胞検査士会も、現状に満足せず、新しい取り組みの学術集会、新しい形の研修会やワークショップを行い、次世代に繋がっていくように努めたいと考えております。新しいつながりは、無理に作るのではなく、今あるものを広げる意識を持ちながら、役員(理事)そして地区委員が一丸となって臨みますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
今後とも会員の皆さまと共に歩んでいきたいと思っています。
令和 8 年( 2026年) 1 月吉日
兵庫県細胞検査士会 会長 鳥居良貴


Fig.1 フラーレンの棒状構造図 サッカーボールの図


Fig.2 アメリカ館のジオデシック・ドーム Fig.3 Googleトップページ(2010年)
(1967年モントリオール万国博覧会)
出典:Wikipedia